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カラーに役割を与える

カラーに役割を与え、その機能を発揮させれば美しいだけでなく、役に立つカラーを生み出すことが出来ます。

皆さんは色に操られています

という書き方をすると大げさに思われるかもしれませんが、普段の生活を少し考えてみましょう。例えば信号の前にたどり着いたとします。その時にこんな風に考えますか?

「ああ、信号が赤色だ。赤だから止まらなければいけないなぁ。それじゃ止まることにしよう」

まずこんなプロセスで足を止める、車を止める人はいないはずです。これは今までの教育や経験などから、「赤信号は止まる」という事を体が覚えてしまっている わけです。信号や交通標識もそうですし、例えば地下鉄の乗り換え時にも「銀座線に乗り換えなければオレンジ色の看板を探してみよう」ではなく、オレンジ色 が見えれば自然に体が動いていくことでしょう。

つまり私たちが知らないうちに道案内の役割を与えられた色彩に動かされていると言ってもよいでしょう。もちろんよい方向で動かさなければならないわけですが、このような色彩の効果を色彩の機能的効果と呼んでいます。

いくら美しい色を施したとしても、機能的効果を無視していては、カラーの本当の魅力や効果が半減してしまいます。

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