このエントリーは「a-blog cms Advent Calendar」の16日目の記事です。
2025年11月21日に開催されたa-blog cms Training Camp 2025にて、「Web業界以外の人に、a-blog cms 3.2をおすすめしてみる(できるか?)」というセッションを担当させていただいたのですが、そもそも知らない人には3.2というバージョンの数字は何の意味も持たず、3.2はただの煽りでした。申し訳ありません。
と言うわけで、当日上手く伝えきれなかった部分もありますので、ややマイルドな内容に再構成して記事にしてみました。
a-blog cmsは標準機能でできることが多く、PHPを使わなくともかなり難解と思われる実装を行うことができます。しかし、標準搭載されている機能が多くて、実際に何ができるかわからないということも多いです。またその機能の便利さが技術寄りの内容だとクライアントにはわかりにくいという場合も多いです。
そこで今回はウェブ技術を理解していない人にa-blog cmsをおすすめしてみるという視点で記事を書いてみたいと思います。
ウェブ制作者以外にも伝わるポイントはないのか?:全機能を再評価してみた
制作者である私たちは a-blog cms のおすすめポイントを理解していますが、それを直接使わない人(決裁者など)にアピールするのは難しいものです。「高機能です」と伝えるだけでは、具体的なメリットとして響かないことが多々あります。
そこで今回は初心に立ち返り、公式サイトの機能一覧と特長をすべて洗い出し、非技術者にとっての価値(業務での使い勝手やコスト)という視点で、全項目を主観で再評価してみました。
クライアントによって響くポイントは異なるため、あえてまとめたり整理したりせず、公式サイトに記載の全項目(2025年12月現在)のアピール度を「S/A/B/C/D」で評価しています。 なお、D評価の「どういうこと?」は、クライアントに伝えても「で、それはどういうこと?」と聞き返されそう、という意味合いです。
以下、全評価結果です。スマートフォンでは劇的に読みにくく、めちゃくちゃ長いですが、この記事の目玉なのでそのまま記載します。飛ばし読みしたい方は以下のボタンを押してください。
【評価結果 1】公式サイト掲載「機能一覧」のアピール度
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機能一覧 | ドキュメント | a-blog cms developer
a-blog cms developer
## エントリー投稿 ユニット入力見出し、本文、リストなどの要素ごとに入力欄(ユニット)を分けて入力できます。 ブロックエディター直感的な操作でコンテンツを作成・編集できる機能です。...
| カテゴリ | 機能名 | 内容 | 評価 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| エントリー投稿 | ユニット入力 | 見出し、本文、リストなどの要素ごとに入力欄(ユニット)を分けて入力できます。 | B | ブロックエディターを優先・カスタムユニットを絡めて、更新しやすそうなやり方を |
| エントリー投稿 | ブロックエディター | 直感的な操作でコンテンツを作成・編集できる機能です。テキスト、画像、テーブル、ボタンなどのコンテンツを「ブロック」として管理し、ドラッグ&ドロップで自由に配置・並べ替えできます。 | S | HTMLもそうだけど、Excelの表をコピペできることを推すべき |
| エントリー投稿 | マークダウン | マークダウン記法に対応しています。 | C | ブロックエディターで |
| エントリー投稿 | WYSIWYGエディタ | 入力欄のパネルから文字装飾を簡単に行える機能です。表組の入力やHTMLソースの貼付けにも対応しています。 | D | クライアントが要望すれば |
| エントリー投稿 | 画像の掲載 | ブラウザの投稿画面から画像の投稿ができます。 | D | 画像の機能としては当たり前すぎて |
| エントリー投稿 | 画像のリサイズ | 設定画面で事前に設定した複数の数値に自動リサイズできます。長辺、縦、横など、多彩な設定ができます。 | D | 画像の機能としては当たり前すぎて |
| エントリー投稿 | 画像のレイアウト | 投稿時に左右、中央寄せなどのレイアウトができます。 | D | 画像の機能としては当たり前すぎて |
| エントリー投稿 | 画像への代替テキスト設定 | 登録画像に対してalt属性で代替テキストを設定できます。 | D | 画像の機能としては当たり前すぎて |
| エントリー投稿 | 画像へのリンク設定 | 掲載した画像に対して個別にリンクを設定できます。 | D | 画像の機能としては当たり前すぎて |
| エントリー投稿 | 地図の掲載 | Google マップ、OpenStreetMapを使用した地図の表示ができます。 | C | 規模が小さければ埋め込みでも・・・ |
| エントリー投稿 | 動画の掲載 | YouTubeを使用した動画の表示ができます。 | A | YouTube以外を聞かれた場合にも対応可 |
| エントリー投稿 | ファイルのアップロード | Excel、Word、PDF等のファイルをアップロードできます。 | B | PDF以外もアップロードできて、アイコンも変えられるみたいに説明したい |
| エントリー投稿 | 「続きを読む」機能 | エントリーの一覧表示時に、エントリーの特定の段落以降を隠して表示できます。 | C | まあまあ |
| エントリー投稿 | ダイレクト編集 | 管理者としてログインした際に、表示しているエントリーをそのまま追加・修正できます。(追加はv1.7より) | A | デモを見せた方がいい |
| エントリー投稿 | Pingショット | 管理画面で指定した送信先にPingを送信するボタンを標準で実装しています。拡張規格に対応したPing送信先の指定もできます。 | D | 使ったことないです |
| メディア管理 | 画像・ファイルの管理 | 画像やファイルを登録・管理できます。画像毎にタグやリンク、タイトルなどを付けることがきます。 | D | まあ普通 |
| メディア管理 | 画像の編集機能 | メディアに登録した画像やファイルを編集(画像の反転や回転、トリミング、焦点座標の指定)することができます。 | C | 他のCMSでもできるし |
| メディア管理 | メディアを利用したカスタムフィールド・ユニット | メディアのカスタムフィールドやユニットを使うとメディア管理に登録されている画像やファイルを使用することができます。 | C | 便利だけど一般のユーザーに伝わるか・・・ |
| カテゴリー機能 | 子階層のカテゴリー | カテゴリー内に子カテゴリーを追加することで、親子階層を持ったカテゴリーを作成できます。 | B | |
| カテゴリー機能 | カテゴリーの共有 | 親ブログのカテゴリーを子ブログに受け継ぐことができます。 | D | どういうこと? |
| カテゴリー機能 | サブカテゴリー | メインカテゴリーとは別にサブカテゴリーを複数指定することができます。 | B | WordPressで変な複数カテゴリーに慣れてしまった人向け。タグとの相談ではある |
| カテゴリー機能 | カスタムフィールド | カテゴリーに対してカスタムフィールドが作成できます。 | D | どういうこと? |
| カテゴリー機能 | シークレットカテゴリー | ログインしている時のみ閲覧できるカテゴリーを作成できます。 | C | 会員サイトなら |
| カテゴリー機能 | 位置情報 | 位置情報を扱うことができます。 | D | どういうこと? |
| タグ機能 | タグクラウド | エントリーにタグ(キーワード)をつけて管理できます。登録したタグはタグクラウドとして表示されます。 | C | タグが必要なら |
| タグ機能 | タグ検索 | タグを含むエントリーの検索ができます。複数のタグを含む絞り込み検索も可能です。 | C | タグが必要なら |
| タグ機能 | しきい値の設定 | 登録数が少ないタグを表示しない設定ができます。 | C | タグが必要なら |
| タグ機能 | 表示サイズの変更 | タグに対するエントリーの登録数に応じて、タグクラウド上での表示サイズの変更ができます。 | C | タグが必要なら |
| コメント機能 | コメント | 各エントリーごとに、閲覧者がコメントを追加できます。コメント機能のON/OFFは管理ページ > コンフィグ > 機能設定から設定できます。 | C | 今までにコメント機能を使ったのは1回だけ。これも会員サイトならという感じ |
| コメント機能 | 必須項目チェック | コメントを追加する際に、フォームに必須項目を設定できます。 | C | 会員サイトなら |
| コメント機能 | 記入データの保存 | 名前・メールアドレスなどをCookieに保存し、次回以降アクセスした場合には自動で内容が登録されるようになります。 | C | 会員サイトなら |
| コメント機能 | コメント受信時の初期状態 | コメントが投稿された場合「承認待ち」「公開」「非公開」のどの状態になるか選択します。 | C | 会員サイトなら |
| コメント機能 | 承認機能 | コメント受信時の初期状態を「承認待ち」にすることで、管理者が承認するまで一般の閲覧者に表示させなくすることができます。 | C | 会員サイトなら |
| コメント機能 | ブラックリスト | コメント機能に対するNGワード機能です。この機能で登録した語句を含む内容は、コメントとして投稿できません。 | C | 会員サイトなら |
| コメント機能 | 自動メール通知 | コメント投稿または返信された時、管理者宛に投稿通知メールを自動で送信することができます。 | C | 会員サイトなら |
| ブログ機能 | シークレットブログ | 該当するブログのアカウントを持ったユーザーのみが閲覧できるブログを作成できます。 | C | 会員サイトなら |
| ブログ機能 | 子階層のブログ | ブログ内に子ブログを追加することで、親子階層を持ったブログを作成できます。 | B | WordPressのマルチサイトで悩んでいる人ならAに |
| ブログ機能 | キャッシュ | 同じページを表示する際に、サーバー側にキャッシュを作成し、次回からの表示の負荷を低減します。キャッシュは有効時間や子ブログが更新された際など、更新のタイミングも制御できます。 | D | どういうこと? |
| ブログ機能 | エイリアス機能 | 該当ブログを、設定したドメイン以外のもので表示する機能です。同じコンテンツを別ドメインで表示したい場合に有効です。 | D | どういうこと? |
| ブログ機能 | 文字コードの指定 | Shift-JIS、EUC-JP、UTF-8の各文字コードでの出力が指定できます。 | D | どういうこと? |
| ブログ機能 | HTTP圧縮 | 対応ブラウザからのアクセス時に、gzip圧縮でデータを送信します。 | D | どういうこと? |
| ブログ機能 | HTMLコメントの削除 | 出力するHTMLソースからHTMLコメントを取り除きます。 | D | どういうこと? |
| ブログ機能 | メタ情報の設定 | keywordとdescriptionの内容を、管理ページから一括で設定できます。 | D | どういうこと? |
| ブログ機能 | SMTPサーバの指定 | a-blog cmsが使用するメール送信サーバを個別に指定できます。指定されない場合はphp.iniのsendmail_pathに従います。 | D | どういうこと? |
| ブログ機能 | 位置情報 | 位置情報を扱うことができます。 | D | ブログの位置情報とは何?という話なので、位置情報はまとめてでいい |
| ユーザー管理機能・会員機能 | 管理権限 | ユーザーは管理権限のレベルにより、管理者、編集者、投稿者、読者に分かれます。ブログ毎に管理権限を切り分けられます。 | B | 管理権限を分けられるのは大事で、それが簡単にできる(管理も難しくない)のは大事 |
| ユーザー管理機能・会員機能 | どこでもログイン | サイト内全てのブログでログインを許可できます。 | D | どういうこと? |
| ユーザー管理機能・会員機能 | ユーザーの有効期限 | ユーザーとしてログインできる有効期限が設定できます。会員制サイト等の利用にも活用できます。 | D | どういうこと? |
| ユーザー管理機能・会員機能 | プロフィールの表示 | 所属、肩書き、自己紹介、画像について標準で入力フォームを備えています。 | D | どういうこと? |
| ユーザー管理機能・会員機能 | パスワードの再発行 | ログインフォームからパスワードを再送信できます。 | D | まあそういう機能もあるよね |
| ユーザー管理機能・会員機能 | 会員登録機能 | 登録フォームから「読者」権限を持ったユーザーの登録ができます。 | B | 「読者」をうまく言い換える必要がある |
| ユーザー管理機能・会員機能 | 位置情報 | 位置情報を扱うことができます。 | D | どういうこと? |
| ユーザー管理機能・会員機能 | ユーザー切り替え機能 | 管理者権限ユーザーはログインしたまま他の投稿者権限以下のユーザーに切り替える事ができます。 | D | どういうこと? |
| ユーザー管理機能・会員機能 | パスワードポリシー | パスワード設定時に最小文字数や最大文字数などのポリシー条件を設定できます。 | C | セキュリティが気になる人に |
| ユーザー管理機能・会員機能 | パスワードの強度確認機能 | パスワードが短かったり使われている文字の種類が少なかったりすると警告してくれます。 | C | セキュリティが気になる人に |
| ユーザー管理機能・会員機能 | 2段階認証 | 2段階認証を使用したログインを行えます。 | C | セキュリティが気になる人に |
| ユーザー管理機能・会員機能 | メールリンク認証 | パスワードなしでワンタイムURLでログインできます。 | C | セキュリティが気になる人に |
| ユーザー管理機能・会員機能 | 退会機能 | 会員が自分自身で退会処理することができます。物理削除と論理削除のどちらかを設定できます。 | D | どういうこと? |
| フォーム機能 | 入力チェック | 必須入力、メールアドレスなど、条件に合致しない場合エラーを表示します。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| フォーム機能 | 入力内容の自動変換 | 全角から半角など、入力された内容を自動変換できます。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| フォーム機能 | ステップ入力 | フォームを複数のページ(ステップ)に分割して表示できます。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| フォーム機能 | 自動返信 | 管理者と送信者に自動で送信内容の通知メールが届きます。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| フォーム機能 | 自動返信メールのカスタマイズ | 管理者、送信者へ送られるメールのテンプレートを変更できます。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| フォーム機能 | 投稿データの確認 | 投稿された内容を管理ページで確認できます。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| フォーム機能 | 投稿データの保存 | 投稿された内容をCSV形式のファイルとしてダウンロードできます。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| フォーム機能 | 投稿データの期間指定表示 | 投稿された内容の確認は、期間を指定して表示・保存できます。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| フォーム機能 | 自動返信メールの保存 | 控えメールで送信された内容も投稿データと同様に確認・ダウンロードができます。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| フォーム機能 | ファイル添付機能 | ファイルアップロードがあるフォームからのメールに、ファイルを添付して受信することができます。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| フォーム機能 | 動的フォーム作成 | フォームの入力項目を管理画面を操作することで設定ができます。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| フォーム機能 | フォームのテンプレート編集 | フォームから送信されるメールテンプレート内容を管理画面から編集することができます。 | D | できて当たり前みたいな感じに思われていそう |
| ECカート機能 | 税金の設定 | 消費税率、消費税区分(「内税」か「外税」)を設定できます。 | D | 専用のカートには勝てない |
| ECカート機能 | 税計算方式 | 「小計毎」または「商品毎」に、切り捨て・切り上げ・四捨五入の消費税計算方法を設定できます。 | D | 専用のカートには勝てない |
| ECカート機能 | 送料の設定 | 「全国一括」または「各都道府県別」に送料の設定ができます。 | D | 専用のカートには勝てない |
| ECカート機能 | 在庫管理 | 商品の在庫数を管理することができます。 | D | 専用のカートには勝てない |
| ECカート機能 | 商品管理 | 商品はエントリーで管理し、カスタムフィールドで情報を追加できます。1商品1エントリーで1価格になります。 | D | 専用のカートには勝てない |
| バナー機能 | ランダム表示 | 登録したバナーをランダムで表示できます。 | A | 既存サイトにバナーがあればより便利に |
| バナー機能 | 公開日時設定 | バナーごとに公開開始・終了日時を設定できます。 | A | 既存サイトにバナーがあればより便利に |
| 監査ログ機能 | ログのダウンロード | ログを管理画面からJSON形式でダウンロードできます。 | D | どういうこと? |
| 監査ログ機能 | エラーログの閲覧 | CMSで発生したエラーや不正操作などを確認できます。 | A | きちんと通知が来ると対応できますよという説明がしやすい |
| 監査ログ機能 | 通知機能 | 指定したレベル以上のエラー発生時に、エラー情報をメールで通知してくれます。 | A | きちんと通知が来ると対応できますよという説明がしやすい |
| パブリッシュ機能 | テンプレートの静的書き出し | 出力したいURLを記述することで静的ページとして出力できます。 | D | どういうこと? |
| パブリッシュ機能 | サイト全体の静的書き出し(プロフェッショナル・エンタープライズ) | ブログ単位でブログ全体を静的に書き出すことが出来ます。エントリーの差分書き出しもできます。 | D | どういうこと? |
| モバイル対応 | 携帯、スマートフォン対応 | 各デバイス毎の表示振り分けができます。 | D | モバイル対応は当たり前ということで説明 |
| モバイル対応 | モバイル用画像リサイズ | エントリーで画像を登録する際にはモバイル用の画像も自動生成します。 | D | モバイル対応は当たり前ということで説明 |
| モバイル対応 | 全角・半角変換 | 携帯電話向けにカナを全角から半角に変換して表示できます。 | D | モバイル対応は当たり前ということで説明 |
| モバイル対応 | コンテントタイプと拡張子の関連付け | コンテントタイプに対応する拡張子を指定できます。 | D | モバイル対応は当たり前ということで説明 |
| メールマガジン機能 | HTMLメール | エントリーの内容をそのままHTMLとして読者ユーザーに配信できます。 | D | 共用サーバーでおすすめできないので、専用サービスをすすめる |
| メールマガジン機能 | テキストメール | 携帯電話用にテキストメールとして読者ユーザーに配信できます。 | D | 共用サーバーでおすすめできないので、専用サービスをすすめる |
| 管理機能 | マルチブログ | 複数のブログを並列または親子関係で作成できます。 | B | 子ブログの増減が簡単なため、店舗の増減があるようなサイトでは伝えておきたい |
| 管理機能 | エイリアス | 該当ブログを設定したドメイン以外のもので表示できます。 | D | どういうこと? |
| 管理機能 | ルール | 条件を指定してコンフィグを設定できるようになります。 | D | どういうこと? |
| 管理機能 | キャッシュ機能 | キャッシュを作成することでサーバへの負担を軽減し、表示スピードを速くします。 | D | どういうこと? |
| 管理機能 | キャッシュ有効期限の設定 | サーバーキャッシュ、クライアントキャッシュの有効期限を設定できます。 | D | どういうこと? |
| 管理機能 | チェックリスト | 管理画面内で、キャッシュ機能のON/OFFやメールの送信先などの設定情報を一覧できます。 | D | どういうこと? |
| 管理機能 | システムアップデート機能 | 管理画面からCMSのシステムアップデートをすることができます。 | C | WordPressでアップデートを止められていた人にはきちんと説明 |
| 管理機能 | システムアップデートの範囲指定 | 不具合修正のみかマイナーバージョンも含めるかを設定できます。 | D | どういうこと? |
| 管理機能 | 自動アップデート | CMSのアップデートを指定した時間帯に自動で実行します。 | A | セキュリティ対策を自分でやらなくてもいい |
| 管理機能 | クイックサーチ | ログイン時にCtrl+Kまたは⌘Kでサイト内を横断検索できます。 | D | どういうこと? |
| 管理機能 | 管理メニューのカスタマイズ | 管理画面のメニューリストを一部非表示にしたり並び替えたりできます。 | B | 使わない機能を消せるので、わかりやすい管理画面になりますよ |
| 管理機能 | WordPress eXtended RSS(WXR)形式でのエクスポート機能 | WXR形式でエントリーをエクスポートします。 | C | 相手によりけり |
| コンフィグ機能 | コンフィグセット | コンフィグ設定をセットとして作成できます。1つのセットを複数のブログやカテゴリーにセット可能です。 | D | どういうこと? |
| コンフィグ機能 | テーマセット | テーマ設定をセットとして作成できます。 | D | どういうこと? |
| コンフィグ機能 | 編集セット | エントリー編集画面の設定をセットとして作成できます。 | D | どういうこと? |
| コンフィグ機能 | コンフィグのエクスポート・インポート | コンフィグ設定のエクスポート・インポートをすることができます。部分的なコンフィグも可能です。 | D | どういうこと? |
| コンフィグ機能 | 子ブログへの継承 | ブログやカテゴリーにセットしたコンフィグを子ブログに継承することができます。 | D | どういうこと? |
| 出力に関する機能 | 文字コードの指定 | 文字コードを「Shift_JIS」「UTF-8」「EUC-JP」に変更して出力します。 | D | どういうこと? |
| 出力に関する機能 | HTTP圧縮 | 対応ブラウザからのアクセス時にgzip圧縮でデータを送信します。 | D | どういうこと? |
| 出力に関する機能 | HTMLコメントの削除 | 出力するHTMLソースからHTMLコメントを取り除きます。 | D | どういうこと? |
| 出力に関する機能 | 余分な空白の削除 | 出力するHTMLソースから余分な空白を取り除きます。 | D | どういうこと? |
| 出力に関する機能 | 全角/半角の変換 | PHPのmb_convert_kanaに準拠した変換を全体にかけられます。 | C | 既存サイトで全角・半角の英数字が混ざっているような状態であれば |
| 外部サービスとの連携 | Googleマップ | Google Maps API keyを設定する事で、ユニットからGoogleマップを投稿できます。 | D | どういうこと? |
| 外部サービスとの連携 | Pingショット | Ping送信先を追加できます。拡張規格に対応したエンドポイントも指定できます。 | D | どういうこと? |
| 外部サービスとの連携 | JSON2TPL | JSONデータを読み込んで外部のAPIと連携できます。 | D | どういうこと? |
| 外部サービスとの連携 | Webhook機能 | a-blog cms のイベントをフックして外部サービスと連携できます。 | D | どういうこと? |
| 外部サービスとの連携 | Amazon S3連携 | 各種ファイルをAmazon S3に保存できます。 | D | どういうこと? |
| API機能 | REST API機能 | モジュールIDが出力する情報をREST API(JSON)として取得できます。 | D | どういうこと? |
| メール機能 | 利用SMTPサーバの設定 | メールを送信するSMTPサーバのホスト名を指定します。 | D | どういうこと? |
| メール機能 | 読者登録時の確認メール | 読者登録時に管理者・申込者宛に送信される確認メールのテンプレートを設定できます。 | D | どういうこと? |
| メール機能 | パスワード再発行時の確認メール | パスワード再発行時に送信される確認メールのテンプレートを設定できます。 | D | どういうこと? |
| メール機能 | コメント受信時の確認メール | コメント受信時の確認メールのテンプレートを設定できます。 | D | どういうこと? |
| メール機能 | Return-Pathの設定 | メールのReturn-Pathを特定のメールアドレスに設定できます。 | D | どういうこと? |
| アクセス設定 | ログイン許可リスト | 指定されたIPからのアクセスに限りログインできるようになります。 | D | どういうこと? |
| アクセス設定 | ログイン拒否リスト | 指定されたIPからのアクセスに限りログインを拒絶するようになります。 | D | どういうこと? |
| アクセス設定 | ベーシック認証 | ユーザーIDとパスワードを作成し、アクセスを制限できます。 | D | どういうこと? |
| アクセス設定 | 認証スキップ | 指定したIPからのアクセスにはベーシック認証を行わなくできます。 | D | どういうこと? |
| セキュリティ対策 | パスワード強度チェッカー | ユーザーがパスワードを設定する際に、強度をチェックします。 | D | あれ?さっきも書いてなかったっけ? |
| セキュリティ対策 | ログイン許可端末の指定 | ユーザーごとに特定の端末のみからログインできるよう設定が可能です。 | C | セキュリティが気になる人に |
| セキュリティ対策 | 同時ログインの制限 | 同じユーザーIDによる同時ログインの可否を設定できます。 | D | どういうこと? |
| セキュリティ対策 | 1クリックアップデート | 1クリックでCMSのバージョンアップができます。 | D | あれ?さっきも書いてなかったっけ? |
| セキュリティ対策 | CSRF対策、XSS対策 | CSRFやXSSなどの悪意のあるデータ入力の防止を行なっています。 | D | まあ当たり前 |
| セキュリティ対策 | 連続投稿の防止 | 連続してフォームが投稿できないように制限ができます。 | D | まあ当たり前 |
| セキュリティ対策 | ログインページのURL変更 | ログインページのURLを変更できます。 | D | まあ黙っていてもやろう |
| プレビュー機能 | プレビュー | PC、スマホ、タブレットのプレビューができます。 | A | これは動画デモとかを作ってアピールしたい |
| プレビュー機能 | プレビューの共有 | ログインしていない人でも非公開ページを表示するための共有ができます。 | B | 承認機能の代わりに |
【評価結果 2】公式サイト掲載「特長」のアピール度
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a-blog cms の特長 | 特長 | a-blog cms とは | a-blog cms
a-blog cms
安全に長く運用できるサイトを増やそう a-blog cms は安全に長く運用できるサイトが増えていくことを目的にした国産CMSです。これを叶えるために、CMS構築の際にPHPの専門知識は不要で、汎用...
| カテゴリ | 機能名 | 内容 | 評価 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| デザインと開発 | テンプレートの特徴と開発 | PHPを記述せず、a-blog cmsが用意する記述方法で動的コンテンツを表示。HTML・CSS知識だけで実装可能。 | D | どういうこと? |
| デザインと開発 | 柔軟な実装を可能にする秘訣 | 各機能をとても小さい単位で提供。機能と機能を掛け合わせて新しい仕組みを作ることが可能。 | D | どういうこと? |
| デザインと開発 | 強力なテンプレートのデバッグ方法 | デバッグモードやベンチマークモードで、インクルードファイルのパス出力・実行速度の確認などが可能。 | D | どういうこと? |
| デザインと開発 | テンプレートと表示内容を分離するメリット | 表示条件・記事件数などの設定をテンプレートではなく管理画面で行い、再利用性・効率を高める。 | D | どういうこと? |
| デザインと開発 | HTMLでできたページがそのまま動く | 静的HTMLページとして作った内容が、そのままテンプレートとして機能。静的と動的の共存が可能。 | D | どういうこと? |
| コンテンツの管理と更新 | コンテンツを最小の単位で管理 | 「ユニット(ブロック型エディタ)」を採用し、文章構造意識や可搬性に優れた管理を実現。 | A | ブロックエディタとカスタムフィールドで誰が更新しても同じようなページにできることをアピール |
| コンテンツの管理と更新 | 管理画面も自由にレイアウト | 管理画面自体をHTML/CSS/JavaScriptでカスタマイズ可能。入力欄の最適化で更新者の負担を軽減。 | A | ブロックエディタとカスタムフィールドで誰が更新しても同じようなページにできることをアピール |
| コンテンツの管理と更新 | マニュアルを用意 | 日本語のマニュアルが標準機能範囲で提供されており、更新者が説明なしで使えることを目指している。 | B | 最低限のマニュアルを費用なしで提供できる |
| コンテンツの管理と更新 | ダイレクト編集 | 閲覧中のページからそのまま編集できる機能。Webに慣れていないユーザーにも直感的に操作可能。 | A | わからない人でも更新できそうで伝わりやすい |
| プロジェクトの安心 | セキュリティの安心 | PHP記述を不要にすることで実装者による脆弱性のリスクを低減し、運用者が安心して使える環境を提供。 | D | セキュリティについては、大きな売りとして別にまとめてアピール |
| プロジェクトの安心 | アップデートの安心 | プラグインを前提としない構成で、アップデート後の互換性・トラブルを抑制。安定運用を支える仕組み。 | A | 他のCMSのプラグインとの違いを概念図などで伝えるとわかりやすい |
| プロジェクトの安心 | 開発元に相談できる安心 | 開発元(日本国内)が直接サポート。制作会社だけでなく運用者からの質問にも応じる体制。日本語対応。 | C | だいたい制作会社に連絡しますよね |
| プロジェクトの安心 | 豊富なサポートの種類 | メール・対面・オンラインビデオ・年間契約など、多様なサポート体系。フォーラムも活用可能。 | C | だいたい制作会社に連絡しますよね |
| プロジェクトの安心 | 拡がる提案の幅 | 位置情報やCookie切り替えなど高度な実装も手軽に実現。提案時点から多彩なサイト企画が可能。 | B | 多彩なサイト企画はもちろん各社がするとして、制作事例を |
非技術者に響くかもしれない「S・A評価」機能の3つの共通点
今までのシステムと変わるわけですので、「技術的な凄さ」ではなく、「運用担当者が『楽』や『安心』を実感できるかどうか」が大事ですが、大雑把に以下の説明でまとめられそうです。
1. 「見たまま・直感的」に操作できる(視覚的な分かりやすさ)
HTMLなどのコードを意識せず、画面上で見たままの結果が得られる機能は、非技術者にとって最も強力なアピールポイントです。「難しい勉強をしなくても、すぐに使える」という安心感につながります。
- ブロックエディター (評価: S): 直感的な操作で、ドラッグ&ドロップで自由に配置・並べ替えができる点
- ダイレクト編集 (評価: A): 閲覧中のページからそのまま直感的に修正ができる点
- プレビュー機能 (評価: A): PCだけでなくスマホやタブレットでの見え方をすぐに確認できる点
2. 「面倒な管理」を自動化・サポートしてくれる(運用負荷の軽減)
人間が手動で管理・監視しなくてもシステムが勝手にやってくれる機能は、多忙な担当者に強く響きます。「担当者が楽になる」「放置していても安心」という実利的なメリットがあります。
- 自動アップデート (評価: A): 指定した時間帯に自動でアップデートを実行してくれるため、セキュリティ対策の手間が省ける点
- 通知機能 (評価: A): エラー発生時にメールで通知が来るため、常時監視する必要がない点
- バナーの公開日時設定・ランダム表示 (評価: A): 手動での張り替え作業をなくし、運用の手間を減らせる点
3. 「トラブル」への備えがある(安心感)
万が一の際のリスク管理に関する機能は、責任者や経営層にとって大きな判断材料になります。「壊れにくい」「何かあっても気付ける」という信頼性が評価につながります。
- アップデートの安心 (評価: A): プラグインを前提としない構成のため、アップデート後のトラブルが少ない点
- エラーログの閲覧 (評価: A): 不正操作やエラーが発生した際に、状況をすぐに確認できる点
実は載っていない「隠れた魅力」(隠しちゃダメ)
機能を精査していて気づいたのですが、公式サイトの機能一覧には載っていないけれど、非技術者層に響きそうな重要なポイントがあります。それは「データ移行」と「コスト」です。
他のCMSからのデータ移行
- CSVインポート: 既存のデータをCSV形式で簡単に取り込めます。
- WordPressから移行: 現在のWordPressサイトのデータをそのまま活用できます。
- Movable Type対応: Movable Typeからの移行もスムーズに実現できます。
私のところではWordPressが使いにくい、破綻しているなどで乗り換えたいという相談がちょこちょこやってきます。 CSVでのインポートもできますので、多くの製品データがあるサイトなどでも比較的移行しやすいです。
コスト削減のポイント
今までの資産(データ)を活かせるということは、ゼロからコンテンツを作り直す必要がないということです。これは結果的に、リニューアルの導入コストを大幅に抑えられる可能性があります。
提案するときにはこのような内容も伝えられるといいですね。まあ他のCMSにもありますが。
とは言え、CMSの機能は文字による情報だけでは伝えにくい
いくらわかりやすい内容を選んだとしても、ウェブ担当者には喜ばれても、経営陣や決裁権者には伝わらないことも多いです。で、このような方法を世間(誰に?)に向けて提案いたします。
- デモで見せる: 実際に動くデモ(誰もがすぐに使える公開されたもの)を用意し、体験してもらう
- 動画で見せる: 10〜30秒で終わるような、非技術者向けの分かりやすい操作動画を作成して、便利そうで必要な機能を見てもらう
- コストメリットの明確化: 経営者層に向けて、操作性や移行性がどう「コスト削減」につながるかを明確にする
3はどういう設計にするかにもよると思いますが、いろんな人が楽になるような提案がa-blog cmsならできそうだと思っています。
そのためにもたまには機能一覧をながめてみて、どの機能を使えば楽になるかを確認するのもいいのではないかと思います。
【おまけ】本当に初心者向けに書いていたのか? 過去記事の振り返り
と、ここまで書いたところで「本当にそんな記事を書いていたのか?」と自分に対して疑いを持ち始めたので、今までの記事一覧を並べてみました。
- 2014年:これからa-blog cmsを始める人のためのちょっとした素敵ポイント
- 2015年:【初心者向け】a-blog cmsのエントリーサマリーにIFブロックでスパイスを
- 2016年:「発注者視点」でa-blog cmsを選ぶ理由
- 2017年:【初心者向け】a-blog cmsのタッチモジュールを使いこなそう
- 2018年:位置情報を扱う「位置リスト」機能について少し考えてみた
- 2019年:a-blog cms勉強会の定期開催で学べること(大阪編)
- 2020年:これからa-blog cmsを始める人が読むべきAdvent Calendarの記事
- 2020年:これからa-blog cmsをカスタマイズする人が読むべきAdvent Calendarの記事+α
- 2021年:a-blog cmsを提案したときに聞かれたこと
- 2022年:a-blog cmsの便利な機能 10年振り返り編
- 2023年:NGワードで送信させないフォームのカスタマイズ
- 2024年:HTML+CSSでできる!初心者に優しいCMS、a-blog cmsのすすめ
思ったより、初心者向けに書いていてよかったです! a-blog cmsはバージョンが上がっても10年前と同じ作り方で動くところがほとんどなので、もしよかったら読んでみてください。